スペイン対モロッコの得点シーンを解説
スペイン対モロッコの試合を得点シーンに関して分析してみました!
まず前半のモロッコの得点シーン。
中央のチアゴの目線でわかる通り、ブスケツの背後のスペースを見つけ、そこでボールを受けようと動きます。
イニエスタのファーストタッチが長くなってしまいます。イニエスタはラモスに処理を任せようとしましたが、お互いの意図が合わず、お見合い状態となってしまいました。
ピケは大きく開き、チアゴはスペースに動いてしまっているため、カバーに行けません。
スペイン0-1モロッコ
最終ラインでミスが起きたら失点してしまいますよね。
スペインの同点シーン
画像では確認できないのですが、モロッコはこの場面で最終ラインに5人並んでいます。中盤も4枚並んでいます。このブロックを崩すのは容易ではありません。
ここでイスコがハーフスペースでボールを受け、DF1人を引きつけます。
イスコのキープにより、引きつけられたDFの背後に大きなスペースが作られます。そこのスペースにしっかり走り込むイニエスタは素晴らしいです。
イスコの楔のパスとジエゴコスタのポストプレーでイニエスタが完全にフリーで左サイドのハーフスペースを攻略。
綺麗な崩しでした。
スペイン1-1モロッコ
モロッコ勝ち越しのシーン
とにかく打点が高い。笑
ネシリって言うマラガに在籍している選手ですね。初めて知りました。勉強不足です…笑
素晴らしいジャンプ力ですね。ラモスより頭ひとつ分出ています。お見事なヘディングです。
スペイン1-2モロッコ
スペインの同点シーン
スペインは意表を突いて、ショートコーナーを行います。
ペナルティエリア内にはモロッコの選手は7人いて、スペインの選手はアスパス1人だけです。モロッコの選手は6人がボールウォッチャーになり、1人は反対方向を見ています。
モロッコの選手は誰1人アスパスをマーク出来ていないのです!笑
まぁ誰かが、ねえ!あそこ見て!!
と、突然言ったら思わず見てしまうという状況をスペインの早いリスタートによって作り出されたのだと考えます。
そして、アスパスがフリーでヒールシュートを決めます。
スペイン2-2モロッコ
モロッコの選手を全然知らなくて、スペインの選手の名前ばかりが目立ってしまいました。笑
もっと勉強します!!