日本のW杯は終わった…次のステップへ

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W杯 ベスト16

日本2-3ベルギー

 

日本は後半に、原口選手と乾選手のゴールで2点先行しましたが、逆転されてしまい、惜しくもベスト8進出にすることは出来ませんでした。

 

非常に素晴らしい戦いぶりだったと思いましたが、それと同時にチームの限界を感じてしまいました。

 

ベルギーの大男達のプレッシャーを、日本の組織的なパスワークでいなす様子は、みんなが理想としている俺たちのサッカーを体現している姿だったと思います。

 

しかし、結果はベスト16だったのです。

 

俺たちのサッカーだけでは勝てないと思いました。

 

ベルギーに対して組織的には勝っていても、個人能力であったり、経験という面では負けていました。

 

最後の失点の場面では、クルトワ選手がボールをキャッチした瞬間、日本の選手が全員ボールを見て止まってしまったのに対して、ベルギーの選手は前に走り出していたのです。

 

コンマ何秒の世界だとは思うのですが、そう言った勝負所をベルギーの選手達はわかっていました。

 

また、日本は今大会1勝しかしていません。

 

これが現実です。

 

本田選手が言っていました。

「とにかく世界に出ること」

 

コロンビア、セネガルポーランド、ベルギーの様な身体能力の高い選手達とプレーするには海外に行くしかないのです。

 

Jリーグを否定するわけではないのですが、国内でプレーしていては、W杯の様な強度の高い試合を経験することは出来ないと思います。

 

昌子選手にフランスの1部のクラブの噂が最近挙がっていますが、是非とも行ってもらいたいです。

 

柴崎選手にはACミランドルトムントなどの噂が挙がっています。是非ともステップアップしてもらいたいです。

 

また、レベルアップした日本代表を見れることを期待して今後も応援していきたいと思います!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

 

 

早々に散ったスペインとドイツ…個性を活かしきれなかった選手起用と戦い方

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2010年覇者スペイン 2014年覇者ドイツ

 

前者はベスト16敗退、後者はまさかのグループステージ敗退。

 

おそらくこの両チームが早々に姿を消すことになると予想した人は限りなく少ないと思います。

なぜこのような結果になってしまったのか、打開策はなかったのか私なりに考えてみました 。

 

ハーフスペースと中央への固執

まず、ハーフスペースとは?(手作り感満載の画像でごめんなさい。。。)

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コートを縦に5分割して1つ内側、赤い斜線が示すエリアをハーフスペースと言います。

ハーフスペースを活用する利点はCB(センターバック)、SB(サイドバック)のプレイヤーにマークされにくい点です。

マークする側から見ると中途半端なポジショニングをされてしまうので、抑えに行きにくいのです。

SBがマークに行けば、サイドの選手がフリーになってしまう。

ではCBがマークに行くとどうなるでしょう。

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ここでハーフスペースに侵入したプレイヤーにCBがマークしに行きます。

要するに食いついてしまうのです。

その結果。。。

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この楕円で示されているように、守備側にとっては致命的なスペースが出来てしまうのです。

スペインとドイツは、このハーフスペースを突くのが得意なプレイヤー(イスコ、シルバ、イニエスタ、ロイス、エジルなど)が多くいました。

では、どうしてロシアはスペインの、韓国はドイツの攻撃を抑えたのか。

 

ロシアと韓国はDFラインに5人のプレイヤーを並べ、さらに中央に守備的MF(ミッドフィルダー)を3人、もしくは2人並べて徹底的にハーフスペースを消す戦術を採用しました。

これによりハーフスペースに侵入してきたプレイヤーは守備的MFがマークしに行きやすく、もし抜かれてもCBがカバーすることが出来ます。

スペインとドイツは固いブロックが敷かれた中央の部分を崩すことに固執し過ぎていました。

サイドのプレイヤーは中央に寄ってきて、よりスペースをなくしてしまっていたのが目立っていたと思います。

CF(センターフォワード)がCBを釣る動きであったり、サイドをもっと活用したかったですね。

 

CFの起用法

スペインとドイツは、それぞれ1トップを採用しています。

前者はジエゴコスタ、後者はティモヴェルナーを主に起用していました。

前置きしておきますが、リーガとブンデスで得点を量産している素晴らしいプレイヤーです。

しかし、いくら素晴らしくてもチームのスタイルや状況に合っていなければ、能力を発揮するのは難しく、宝の持ち腐れです。

ジエゴコスタは、フィジカルや空中戦の強さが特徴のプレイヤーです。狭いスペースを機敏に動くことや、細かいボールタッチはあまり得意ではないと思います。

スペインは足元で丁寧にボールを繋ぎ、各々のコンビネーションで崩すスタイルです。

ジエゴコスタの個性が活きるスタイルではありませんよね。

案の定、ジエゴコスタは消える時間が多く、セットプレーの競り合いぐらいしかその存在を確認することが出来ませんでした。

 

一方、ドイツのヴェルナーは圧倒的なスピードでDFラインの裏に飛び出すのが得意で、スペースがあれば無敵なフォワードです。そう”スペース”があればの話です。

韓国は自陣に引き、ヴェルナーが能力を発揮するスペースが全くなかったのです。

ヴェルナーはポストプレーが得意ではないように見えましたし、サイドに流れることが多かったのですが、あまり効果的なプレーはできていませんでした。

 

打開策はなかったのか?

私なりにロシア戦、韓国戦の打開策を考えてみました。

 

まずはロシア戦。

細かいボールタッチが得意で、機動力のあるアスパスやロドリゴが投入されてからチャンスが増えたのを見ると、チームのスタイルに合うどちらかがスタメン起用されるべきであったと考えます。前線の機動力を使ってDFを動かし、2列目のプレイヤーをフリーにさせたり、ロシアDFをもっと疲労させることも可能なはずです。

また、後半にナチョに代えてカルバハルを投入していたが、私はルーカスバスケスを投入するのが効果的だったと思います。コンディションが万全ではないカルバハルより良いと思いますし、縦への突破力からの精確なクロスが魅力です。もっとサイドを活用した攻撃が可能になると思います。サイドに相手の意識を向けさせることが出来れば、ハーフスペースのブロックに隙が生まれたかもしれません。

 

続いて韓国戦。

CFはヴェルナーではなくミュラーか、マリオゴメスをスタメンで起用します。どちらもポストプレーが得意です。ドイツには高さがあります。地上戦が行き詰ったら、高さを活かすことに早くシフトチェンジしても良かったと思います。実際マリオゴメスは投入されて、単純なクロスであっても競り勝っていました。

また、サイドにブラントとドラクスラーを起用します。なぜならスタメンで起用されたロイスとゴレツカよりも縦への突破力があるからです。サイドを突破し、クロスを上げたところに高さのあるフォワードが合わせて得点というシンプルな戦術を採用しても良かったと考えます。

 

引かれた相手にはサイドにおける個人の突破力が大事だと考えます。その点ブラジルには、ネイマール、ウィリアン、ドウグラスコスタといった優秀なドリブラーがいるのが得点力が高い要因なのかもしれません。

 

スペインドイツが去った今大会。

ちょっぴり寂しいですね。笑

ですがこれもフットボールということなんでしょう!

今後の決勝トーナメントも楽しんでいこうと思います!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!!

フランス対アルゼンチン 勝負を分けたポイントとは?

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フランス4-3アルゼンチン

 

とても素晴らしい試合でしたね!!

ベスト16からハイレベルな試合を観ることが出来るとは思いませんでし!!

試合展開としてはフランスが先制し、アルゼンチンがその後逆転しましたが、フランスが逆転し返し、アルゼンチンが最後まで食らいついたと言った内容でした。

最終的には僅差の試合でしたが、果たして何が勝負を分けたのでしょう?

 

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このようなフォーメーションで両チームスタートしました。

アルゼンチンはメッシがセンターにいますね。恐らくメッシの守備を最大限に軽減したのだと思います。

フランスは中央にカンテ、左サイドにマテュイディを配置しています。これは中央のメッシをカンテが、メッシはよく右サイドに流れるのでそこをマテュイディが抑えるという狙いです。

 

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まずはフランスの得点シーンの前の場面ですが、この図が示す通り7番のバネガがフリーです。ハーフスペースを完全に締めているフランス守備陣に対していくらメッシと言えど不用意な仕掛けです。案の定メッシはボールロストし、バネガはコントロールミスを犯し、エムバペに拾われます。

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あとはもうエムバペが速い速い笑

これで得たPKをグリーズマンが沈めてフランスが先制に成功します。

 

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これは前半28分のシーンなのですが、ジルーが引いてCBを食いつかせてできたスペースをエムバペが突いています。前半はこういったジルーのポストを活かしたゲーム展開をフランスは行なっていたと思います。ジルーの恩恵を受けたグリーズマンはフリーになりやすく、エムバペはスピードを活かせていました。

 

そして前半41分にディマリアのスーパーミドルでアルゼンチンは同点に成功したのですが、その時解説者がフランスの失点の原因がラインが低かったと仰っていました。アルゼンチンのコーナーキックの流れからの守備なので、どうしても守備ラインは深くなります。ディマリアはフリーでスーパーミドルを突き刺すことになります。

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そして私が注目したのはここです!!

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この2番のメルカドマテュイディをブロックしたことで、ディマリアへのシュートブロックが遅れたのです!!

ディマリアがフリーでシュート出来たのはここにあると思われます。

 

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後半のアルゼンチンの逆転のシーンですが、エリア内でメッシに左足を振る時間と余裕を与えたこと、パバールがボールウォッチャーとなり、ラインを上げられなかったことがこの得点が生まれた要因です。

しかし、このあとこのパバールが美しいゴールを決めます。

 

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あまりにも美しいのでまだ見てない方は動画でご覧下さい。笑

ただ単純に凄いので説明不要です。笑

是非ともYouTube でPavardと検索してみて下さい。

 

続いてフランスの逆転のシーンですが、エムバペえげつないですね。笑

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ファーストタッチした後ツータッチ目でDFを完全に置き去りにします。

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PKを獲得した場面で見た様に長い距離のダッシュも速いですが、短い距離のダッシュの速さ、キレ、異次元なんですよね。笑

とにかく何もかもが速い!!笑

 

フランスの決勝点のシーンです。

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グリーズマンポストプレーマテュイディ、ジルー、エムバペの3人が前を向いてスピードアップし、数的同数で攻撃することが出来ました。あとはジルーがボールを受け、エムバペが流し込むだけでした。

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このゴールもトップスピードで走ってきて、グラウンダーでサイドネットに確実に流し込むのですがら、19歳恐るべしです。笑

 

ATに最後はメッシの素晴らしいアーリークロスからアグエロがヘッドで合わせて諦めない姿勢を見せましたがタイムアップ。

 

そしてこの試合の勝敗を分けたポイントは…

 

ズバリ!エムバペ!!笑

 

エムバペは2ゴール挙げただけではなく、アルゼンチンにイエロー3枚出させた上に、その異次元なスピードで終始脅威的な存在でした。

アルゼンチンは後半にファシオを投入し、ジルーの高さを抑えにいくことは出来ましたが、最後までエムバペのスピードに対して対策を打つことは出来ませんでした。

 

今回はとても長い記事になってしまいました。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

 

 

日本代表に思うこと

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日本0-1ポーランド  セネガル0-1コロンビア

 

わたしの主観で話させていただきます。

 

この結果により日本はイエローカード1枚の差で決勝トーナメント進出を決めました。

 

この試合、明らかに時間稼ぎと指摘されてもおかしくないパス回しを終盤に日本は行いました。

 

この事に関しては賛否両論あると思います。

 

W杯は4年に1度の大規模なエンターテイメントであり、毎試合エキサイティングな試合を期待する人がほとんどだと思います。

 

日本の最終戦はエキサイティング性からは外れていたとは私も思います。

 

また、最後まで得点を狙いに行けよ!!

と思った人も多いでしょう。

 

しかし、サッカーは結果が全てだと思います。

 

あの場面で無理に得点を狙いに行き、無駄な失点をしたら、リスクを冒さなければ突破だったのにと批判されてたと思います。

 

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この長友選手のツイートを見ると、選手達は決勝トーナメント進出を目標としていたのです。

手段を選ばないのも仕方ないとは思います。

 

確かにこれが日本のサッカーなのか?

と疑問を抱きましたが、大会終了後に一貫性のある代表の育成を行っていただければと思いました。

 

結果、この決勝トーナメント進出に関して日本代表に思うことは…

 

コロンビアに頭上がらないね〜笑笑

 

 

 

期待のMFの背番号決定!!

 

私が大好きなリバプールに新加入する選手の背番号が決定しました。

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ギニア代表 ナビケイタ。

 

ドイツブンデスリーガライプツィヒに所属していたプレーヤーです。

 

中盤での激しい守備、ドリブル力に優れているのが特徴です。

 

ジェラードが背負っていた背番号8を身に付けるという事で、とても期待してしまいます。

 

リバプールで素晴らしい活躍をして欲しいと思います!!

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いずれナビケイタの紹介をしようと思います!

スペイン対モロッコの得点シーンを解説

スペイン対モロッコの試合を得点シーンに関して分析してみました!

 

まず前半のモロッコの得点シーン。

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中央のチアゴの目線でわかる通り、ブスケツの背後のスペースを見つけ、そこでボールを受けようと動きます。

 

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イニエスタファーストタッチが長くなってしまいます。イニエスタはラモスに処理を任せようとしましたが、お互いの意図が合わず、お見合い状態となってしまいました。

 

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ピケは大きく開き、チアゴはスペースに動いてしまっているため、カバーに行けません。

 

スペイン0-1モロッコ

 

最終ラインでミスが起きたら失点してしまいますよね。

 

スペインの同点シーン

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画像では確認できないのですが、モロッコはこの場面で最終ラインに5人並んでいます。中盤も4枚並んでいます。このブロックを崩すのは容易ではありません。

 

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ここでイスコがハーフスペースでボールを受け、DF1人を引きつけます。

 

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イスコのキープにより、引きつけられたDFの背後に大きなスペースが作られます。そこのスペースにしっかり走り込むイニエスタは素晴らしいです。

 

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イスコの楔のパスとジエゴコスタのポストプレーイニエスタが完全にフリーで左サイドのハーフスペースを攻略。

 

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綺麗な崩しでした。

 

スペイン1-1モロッコ

 

ロッコ勝ち越しのシーン

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とにかく打点が高い。笑

ネシリって言うマラガに在籍している選手ですね。初めて知りました。勉強不足です…笑

素晴らしいジャンプ力ですね。ラモスより頭ひとつ分出ています。お見事なヘディングです。

 

スペイン1-2モロッコ

 

スペインの同点シーン 

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スペインは意表を突いて、ショートコーナーを行います。

ペナルティエリア内にはモロッコの選手は7人いて、スペインの選手はアスパス1人だけです。モロッコの選手は6人がボールウォッチャーになり、1人は反対方向を見ています。

 

ロッコの選手は誰1人アスパスをマーク出来ていないのです!笑

まぁ誰かが、ねえ!あそこ見て!!

と、突然言ったら思わず見てしまうという状況をスペインの早いリスタートによって作り出されたのだと考えます。

そして、アスパスがフリーでヒールシュートを決めます。

 

スペイン2-2モロッコ

 

ロッコの選手を全然知らなくて、スペインの選手の名前ばかりが目立ってしまいました。笑

もっと勉強します!!

 

 

初投稿!!

どうもカメフットです!!

これが記念すべき初投稿になります!!笑

これから私の大好きなサッカーについて様々なことを主観で綴っていきます。

例えば、戦術、選手紹介、などなど。

選手紹介は小柄な選手を中心にしていこうかと思います。

なぜなら私がチビだからです...笑

様々な人にこのブログに興味を持ってもらえるように頑張ります!!